君ニ繋グ想イ |
- ■タイトル: 岩本憲嗣
- ■データ登録日: 2014/03/30 19:32
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- ※本作は連作短編朗読劇<冬ニ咲ク桜>の中の1作として上演された作品です。
<本作あらすじ>
元治元年、江戸に程近い山間。 突然の眩い輝きと共にソレはこの池に落ちてきた。 大きなお釜のようなソレ。 薬学者の河津時真はそこで異形のものを目にする。 犬のように吠える毛玉のもののけ。 そして世にも珍妙な格好をした少女……そう、大切だったあの人に瓜二つの少女を。
偶然という必然に導かれて出逢った二人。 そして二人の運命はやがて激しい時の流れに翻弄される。 その時彼は決意する。 明日に笑顔を繋ぐ為に残された、たった一つの方法を。
……1冊のノートから始まる、笑顔を紡ぐ為の物語。
<連作短編・冬ニ咲ク桜あらすじ>
彼女たちは笑った。 その想いがやがて明日に繋がることを信じて。
そう、その笑顔の先にはいつもその桜の樹があった。 池の畔には立派な桜の樹があった。 桜の樹にはが大切な想い出があった。 想い出を守る為に彼女は誓った。 誓いはやがて一冊のノートに姿を変えた。 ノートは時を超え今も旅をする。 彼女たちの笑顔を創るために。
いびつな形の小さな出逢い。 そこから生まれた終ることのない運命の大樹。
平成・幕末・大正 駆け抜ける時の中で舞い落ちる三篇のキセキ。
これは、時と運命に導かれた3つの笑顔の物語。
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